椿日記

日々のあれこれ

幸せは飽きる

 

家を買って半年が過ぎた

ずっと憧れていた設備を備えたお部屋

でも、半年も経てば日常になってきて

飽きてくる

 

どんな幸せもどんな不幸も

一年も経てば以前と変わらない

気持ちになると

何かの本で読んだけどその通り

 

自分はずっと満足できず

過去を振り返り後悔している

 

猫2匹もマイペース

仕事をするか

 

今後の自分の居場所が定まらない

娘も大学生

 

今後の人生をどう生きたら良いのだろうか

 

そんなことを考えていたら

ああ、やっぱり仕事をする方がいいんじゃないかと

思った

毎日でなくても

在宅でも何かあれば多少は

社会貢献とかやりがいになるのかも

 

また新しく考えよう

生産性のない私

 

仕事人間の頃は

生産性 生産性と

あらゆるノウハウ本を読み

時間管理を覚え

自分は他の人の半分の時間で倍の数字ができる

と本当に思っていた

常に成績上位で上を上を目指していた

 

今は全く生産性がない

社会のお荷物だ

呪いのようにいつも突きつけられてくる

必要のない自分の居場所

税金や福祉にお世話になっている身だ

 

でも私は

好きで病気になったわけではないし

健康な時は沢山働いたし

子育てもした

納税もした

 

そして治るならまた沢山働いて

納税もしたいし

子育てもしたいし

子どもに負担ではなく

支えになりたい

 

人に頼るより頼られたい

せめてあと10年

 

44歳で身体不自由になった

 

娘中2 14歳

10年後だったら24歳

ちょうど就職した頃かな

中学生になってから

一緒にお出かけして

楽しめることが増えた

 

高校生になったら

もっともっと一緒に買い物や旅行に行けたのに

 

 

せめて54歳だったら

いや64歳だったら

なんて考えても仕方ないのだけど

 

将来不安ばかりで生きていたな

老後の資金はどうなるのだろう

病気になったらどうしようって

ずっと考えてはいたけど

身体不自由になるとは思っていなかった

 

 

 

不合格

 

残念ながら第一志望は不合格

絶対受かると思っていたから

 

変な感じ

 

あんなに頑張ったのだから

報われてほしかったな

 

こんな挫折を乗り越えて

これから素敵な大人になる準備

夢見ていた老後

 

子育てが落ち着いて

金銭的にも余裕が出てきたら

 

週休3日制の仕事にして

読書やピアノや料理をして

ジムに行ってゆったり過ごそうと思っていた

 

孫が出来たら

里帰りのお世話をして

せめて小学校入学くらいまで

元気でお手伝いしたいなとか

保育園お迎え行ったりとか

 

正月だけは絶対帰ってくるように

おせち料理の味を覚えさせようとか

 

私の人生はこれからだったのに

仕事ばかりからペースダウンして

人生を楽しむステージに上がるところだったのに

と悔やむ事ばかり

 

2年も経てば何とかなるでしょうと思っていたけど

4年半過ぎて何ともならないことが

ようやく認められた

 

あと何年生きるのだろう

動かない身体でも楽しめることは

会話と食事

見えるし味わえるし話せる

本も読める 料理もちょっとならできる

 

もう仕方ないけど

諦めきれないな