椿日記

日々のあれこれ

寂しい時

昨日娘と二人で焼き肉を食べに行った

仕事で帰りが遅いので外食は多いほうだけど

休日の夜に二人で食事に出かけることはあまりない

 

近所の焼肉屋さんはおいしくて安くて二人で大満足だ

もうすぐ食事も終わりという時にとなりの席に

家族連れが来た

パパ、ママ、娘、息子という標準的な家庭

おそらく子供たちは中学生か高校生くらいだろう

息子はあれが食べたいこれが食べたいと

いろんなものを注文し、娘はこれがいい、ママはキムチ、お父さんはカルビとか

ごく一般的な日常会話なんだろうが

 

私にはそれを見るのがとても辛かった

自分はこうやって育ったのに

娘には私と二人という環境を作ってしまったことを

本当に申し訳なく思った

 

娘にごめんね、って謝ったら

「別に慣れてるからそんなの寂しくないよ」と私を気遣って言ってくれた

 

そうだ、我が家は結婚しているときからこんな日常はなかったのだと

思い出した

 

妊娠してから、出産、子育て

ずっと孤独だった

土日の家族連れが羨ましいのは相変わらずなんだと

また思い出した